2010年のアメリカ映画。
監督は、クリント・イーストウッド
原題 『死後』
上映時間 2時間9分。

サンフランシスコに住む元霊能者で肉体労働者のジョージ、臨死体験をしたパリ在住のジャーナリスト・マリー、兄を亡くしたロンドン在住の小学生マーカスの3人が、互いの問いかけに導かれるようにめぐり会い、生きる喜びを見出していく姿を描く・・・。(映画.com)

出演はマット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、フランキー・マクラレン、ジョージ・マクラレン、ジェイ・モーア、ブライス・ダラス・ハワード、マルト・ケラー、ティエリー・ヌーヴィック、デレク・ジャコビ、ミレーヌ・ジャンパノイ、ステファーヌ・フレス、リンゼイ・マーシャル、スティーヴ・シリッパ、ジェニファー・ルイス、ローラン・バトー、トム・ベアード、ニーヴ・キューザック、ジョージ・コスティガン

制作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、ティム・ムーア、ピーター・モーガン

脚本はピーター・モーガン、音楽をクリント・イーストウッドが担当しました。

2006年の『父親たちの星条旗』、2008年の『グラン・トリノ』などもそうですが、クリント・イーストウッド監督作品は〝生〟と〝死〟に向き合った作品が多いですね。今年2016年の『ハドソン川の奇跡』や2014年の『アメリカン・スナイパー』などもそうでした。

で、今回紹介する『ヒア アフター』は、人は死んだらどこへ行くのか。誰もが考えた事のある死後の世界がテーマのようでございます。

ところで、死後の世界って私もたまに考える事があるんです。(やっぱり)

色々な考え方があり、宗教や信じるもので人それぞれだろうと思います。

ただ、この作品に登場する双子の兄を亡くした小学生マーカス少年が兄と会話するために色々なインチキ霊媒師の元を転々とするシーンがあるんですが、こういった人の弱みにつけ込んだ詐欺まがいの金儲けのやり方は日本だけじゃないんだなぁ~と思いつつ、クリント・イーストウッド監督が伝えたかった事の中の一つだろうと思いました。

死後の世界や霊に対してクリント・イーストウッド監督は否定はしていません。(たぶん)
でも、あきらかに能力もないのにあるフリをしてお金をだまし取ろうとする悪党どもに対して相当な怒りをこのシーンから感じた訳であります。小学生を相手にさせることで相当悪く見せている訳です。

そして、マット・デイモンが演じる本物の霊能者と出会う事になるわけです。

あくまで監督の考え方で正解かどうかは別として、本物の能力者だったらお金儲けの道具に能力を使わないし、その能力で苦しむはずだと、能力なんかいらない!って思うはずだろうと。
確かに想像力を膨らませれば『シックス・センス』の少年の能力なんか正直つらいだけですね。

ネタバレになるので詳しい所は話しませんが、というより大して覚えてませんが、この作品はこの少年とマット・デイモンだけで作った方が良かった気がします。(ぶっちゃけ)

途中で登場するお料理教室のお姉さん(ブライス・ダラス・ハワード)のくだりとか別にいらないかと・・・。
たぶん、ロン・ハワード監督の娘だから渋々使ったとか、裏話ありそうだけど・・・。

そんな中でそういう批判を混ぜつつ、今を前を向いて生きよう!みたいな作品なのかな。と思いました。

そんな『ヒア アフター』の感想は普通でした。

暇な時におすすめです。

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