宮崎駿監督がこの作品で第75回アカデミー賞の長編アニメ映画賞を受賞しました。
ちなみに1月5日は宮崎駿監督のお誕生日。そんな訳で少し遅れてしまいましたが宮崎監督の『千と千尋の神隠し』の紹介をしましょう。

2001年の映画。
上映時間

監督 宮崎駿
原作 宮崎駿
脚本 宮崎駿
音楽 久石譲
制作総指揮 徳間康快

出演 柊瑠美、入野自由、夏木マリ、内藤剛志、沢口靖子、上條恒彦、小野武彦、我修院達也、はやし・こば、玉井夕海、大泉洋、菅原文太、脇田茂、斎藤志郎、山本道子、塚本景子、得丸伸二、山像かおり、香月弥生、山本郁子、目黒未奈、石橋徹郎、鬼頭典子、木津誠之、安田顕、戸次重幸、小野香織、奥真紀子。

予告動画


『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』、『もののけ姫』など数々の有名な作品を世に送り出してきたスタジオジブリの宮崎駿監督。その中には都市伝説などというモノまで出てくるほど日本人に馴染のある作品ばかり。

みなさんも見たことある作品ばかりではないでしょうか。

2001年の7月に封切りされてわずか4カ月で動員数2100万人に達し興行収入は270億円を軽く超えました。

これがどれぐらい凄い事かというと、1997年の『タイタニック』、あのレオナルド・ディカプリオを一躍大スターにした作品ですら、1年間で1670万人の興行収入260億円。

『千と千尋の神隠し』はわずか4カ月で『タイタニック』をあっさり抜いた事になります。
日本の映画でこれほどのヒットを出した作品はありません。(知りません)

そして『千と千尋の神隠し』は第52回ベルリン国際映画祭で最高の賞である金熊賞を受賞しました。
この映画祭はイタリアのベネチア国際映画祭、フランスのカンヌ国際映画祭と並ぶ世界の三大映画祭と呼ばれ、アニメ映画がこの賞をもらったのは世界で初めてのこと。

さらに第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞も受賞しました。

この千尋の物語が生まれたきっかけは、90年代半ばに小学生の間で人気のあった柏葉幸子のファンタジー(童話)、『霧のむこうの不思議な町』を読んで感動した宮崎監督がこれをベースに映画化をしようと思ったのが始まりだとか。

主人公は、自転車で大阪から東京にやってきた20歳の女性〝リン〟と決めて『もののけ姫』を作る前から企画していたといいます。タイトルも決まっていて『煙突描きのリン』。けれど実現しなかったのはご存知のとおり。
企画は変更され『千と千尋の神隠し』となりましたが、銭湯とリンのキャラクターはちゃんと受け継がれております。

この物語で重要なキャラクターとなっているのが〝カオナシ〟。

「あっ、あっ」とか、かなりヘンなキャラクターですよね。
実はこの〝カオナシ〟最初はほんのチョイ役にする予定だったとか。

この物語の最初の企画では千尋が湯婆婆を倒したあと、もっと強力なラスボスに銭婆が登場するという展開が考えられていました。しかしこの内容にすると映画は3時間を軽く超えてしまうため、ストーリーを大幅に変える事をせまられた監督が目をつけたのが〝カオナシ〟だったといいます。

「あっ、あっ」って言って手の平から黄金がザクザクでるシーンは心が踊ります。(私だけでしょう)


それからこの物語の不思議な町のモデルとなった場所も紹介しておきましょう。

東京都小金井市にある小金井公園にある「江戸東京たてもの園」。

ここには明治・大正の和洋ミックスの建物が復元されていて、宮崎監督が初めて訪れた時は夕暮れ時だったといいます。その街並みを目にした監督は思わず涙ぐむほど感激したとか。

そこで『千と千尋の神隠し』の舞台として、ここの雰囲気をヒントにしたといわれています。
ちなみに宮崎監督は仕事の合間に気分転換に度々訪れていたとか。

あの〝油屋〟は、ここに復元されている〝子宝湯〟をモデルにしています。

モデルといえば主人公の千尋。

この映画の制作発表の記者会見で監督は「10歳のガールフレンドたちに向けた映画をつくりたかった」と話しています。

監督・・・10歳のガールフレンドたちって・・・・・。

なんて思っていたら友人の娘さんたちのことだったようです。

「毎年、夏休みに友人の娘さんたち4、5人と、山小屋で2、3日過ごすんですが、ちょうどその子たちが10歳くらいにさしかかったとき、この子たちのための映画をつくっていないことに気がついたんです。時代を現代にしたのも、彼女たちが、そのまま主人公になる映画をつくろうと思ったから。」と宮崎監督。

うらやましい・・・。監督!私を主人公で映画を作ってください!!3分ぐらいでも良いので、お願い!
あ!3分じゃCMか・・・。(がっかり)

ところでどうして銭湯が舞台なんでしょうか?

宮崎監督によると「ボクにとって銭湯は子どもの頃は不思議な空間だった」というのがその理由だそうです。

私もそろそろお風呂に入ろう・・・。

~あらすじ~
10歳の千尋は、両親と地方都市に引っ越す途中、異世界に迷い込む。そこでは人間は、魔女=湯婆婆が経営する神さまのための銭湯で働かない限り、ブタや石炭に変身させられてしまうのだった。ブタになった両親を助けようと、千尋はそこで働きはじめる。(映画.com

おすすめです。

日本映画 ブログランキングへ

スタジオジブリの作品一覧