1912年、イギリスからニューヨークに向かった豪華客船タイタニック号は、その処女航海の途中に氷山に衝突して沈没しました。この史上最大の海難事故の実話を基に『ターミネーター』のジェームズ・キャメロンが監督を務めレオナルド・ディカプリオが主演を務めた映画『タイタニック』。


そんな海難事故を背景に1組の男女のロマンスを描いた本作は、世界中で大ヒットし、アカデミー賞11部門受賞など高い評価を受けました。



1997年のアメリカ映画。
原題 『タイタニック』(Titanic)
上映時間 3時間15分。



監督

監督は、ジェームズ・キャメロン
制作総指揮 レイ・サンキーニ。
脚本 ジェームズ・キャメロン。
音楽 ジェームズ・ホーナー。



出演 

レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツ、フランシス・フィッシャー、ビル・パクストン、ジョナサン・ハイド、ヴィクター・ガーバー、デヴィッド・ワーナー、ダニー・ヌッチ、ジャネット・ゴールドスタイン、ルイス・アバナシー、ニコラス・カスコーネ、ユアン・スチュワート、ジョナサン・フィリップス、ポール・ブライトウェル、エリック・ブレーデン、マイケル・エンサイン、クレイグ・ケリー、ジェームズ・ランカスター、ジョン・ウォルカット、セス・アドキンス、バリー・デネン、トリシア・オニール、シェイ・デュフィン、スージー・エイミス、グロリア・スチュアート、エルサ・レイヴン、スコット・G・アンダーソン。



制作費


製作費 2億ドル
興行収入(世界) 21億8637万ドル
配給収入(日本) 160億円


予告動画
  

制作裏話

タイタニック号の絵を見せて『ここにロミオとジュリエットがいるんだよ。』と言ったら制作が決まったという『タイタニック』。ジェームズ・キャメロン監督がフォックスの重役を説得した時の言葉らしいが、これほどの大作がそんな簡単に決まった事に驚きです。


1997年の11月1日。当時、映画史上最大の製作費2億ドルを投入して制作された『タイタニック』。
その結果はみなさんご存知の通り大、大、大ヒットだった訳ですが、実は公開するまでの苦労が半端じゃなかったといいます。

ジェームズ・キャメロン監督のこの超大作は完璧な作品を目指したため、当初同年夏だった公開予定を延期。
製作費の不足を補うためにキャメロン監督自身のギャラを返上するという事態にまでなっていました。

そのため意地の悪い海外メディアには〝タイタニックは航海前に沈没〟と揶揄するものまでありました。

そんな中、東京国際映画祭のオープニング作品として上映が決定。
LAでのプレミアより2週間も先行するという異例の状況に世界の注目が集まっていました。

場所は東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホール

そこに駆けつけた世界の記者がみたものは、会場の周囲を取り囲む大観衆の異様な熱気でした。当日は監督と主演のレオナルド・ディカプリオの入場セレモニーと舞台挨拶が予定されており、入場チケットを入手出来なかった人々も人目ディカプリオの姿を見ようとつめかけていました。

結果、主催者の予想をはるかに上回る観衆が集まってしまい、道路の通行さえままならない状況になったため、入場セレモニーは混乱による事故を避ける為、急きょ中止となる事態に(笑)。

この事件と館内の熱狂的な歓声は世界中を驚かせたといいます。
というのも当時のレオナルド・ディカプリオは1993年の『ギルバート・グレイプ』での初来日以来、日本ではアイドルとして人気でしたが、海外での評価は若手実力派程度。

そして一般公開を迎えた『タイタニック』。
3時間を超える上映時間のため一日の上映回数が限られ、公開直後の興行収入はそれほど大した事ありませんでした。しかし・・・、じわりじわりと観客の支持はアツアツでした(笑)。

劇場は軒並み超満員となり、映画に感動の涙を流した人々はリピーターとなり、何度も劇場に足を運びました。

次々と興行収入は塗る変えられ、日本では1年を超えるロングラン上映を達成。

世界中の映画賞も次々と独占。

伝説の映画が誕生したのでした。めでたしめでたし。

それではそんな映画『タイタニック』の豆知識を何個か紹介しましょう。

豆知識その1

そんな映画『タイタニック』の有名なシーンといえば、これですよね。

夕陽を浴びてローズが船の先端で両手を広げ、ジャックが支える。映画史上に残る名シーンですが、実はスタジオで二人きりで撮影されたもので、タイタニックも海も全部CGなんです。(すいません)

実際に高速で航行する船の先端にいたら風圧でロマンチックな会話をするどころじゃないですからね(笑)。


豆知識その2

映画『タイタニック』といえば当然タイタニック号。

この映画のために、メキシコ海岸近くに五つのプールを持つスタジオが建てられ、そこには実物大のモデル(外観撮影用)から様々なサイズのミニュチュアまでが用意されました。そのあまりの出来の良さに沈没シーンの撮影中に一般市民から〝大きな船が沈んでいる!〟という通報があったほど。

しかし、これらのモデルは撮影終了後に解体されてしまいました。こんなに大ヒットするなら残しておけば良かったのに残念、無念!

当時のインタビュー

ジェームズ・キャメロン監督

「レオ(レオナルド・ディカプリオ)を初めて見た時、ふてくされた表情で、どうにでもなれという態度だったから、こいつ、本気で役にタックルする気があるのか、と多少頭に来た。すでにケートの配役は決まっていたから、彼女と組んでのシーンを演じてもらうことにした。いざテストになったら、見ちがえるように役になりきって、その上にスターのオーラに輝いているではないか。オオーッ!と思ったね。映画のマジックを本能的につかんでいる役者だ!と感嘆したね。」

感想

そんな『タイタニック』の感想は、船が氷山に当たって怖かったです。
豪華客船に乗って世界を旅してみたいなぁ~って思うけど船も怖いよね。
まあ、実際に乗るのは井の頭公園のスワンボートなんで大して心配ないけど。

ストーリー

現代。1500人の乗客とともに北大西洋3773メートルの深海に眠るタイタニック号の引き上げ作業が行われていた。作業を指揮しているのは行方不明となった宝石「碧洋のハート」を発見し、一攫千金を狙うラベット(ビル・パクストン)。船内の金庫から見つかったのは、若い女性を描いた一枚の絵だけだった。その女性の裸の胸に身につけていたのが「碧洋のハート」。この模様をテレビで見た100歳の女性ローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)が孫娘のリジー(スージー・エイミス)とともにラベットに会いに来る。彼女はタイタニック号事故の生存者で、問題の絵のモデルだという。悲劇の航海の模様が、ローズの口から語られていく。1912年。イギリスのサウサンプトン港から処女航海に出ようとするタイタニック号に、賭けで勝ってチケットを手に入れて三等に乗り込んだ画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)がいた。17歳のローズ(ケイト・ウィンスレット)は上流階級のアメリカ人で、大資産家で婚約者のキャル(ビリー・ゼーン)、ローズの結婚を強引に決めた母親ルース(フランシス・フィッシャー)、コロラドの富豪夫人モリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)と一緒に一等船室に乗る。ローズがキャルとの婚約に疑問を挟んで、船の舳先から飛び降りようとしたのを助けたのがジャックだった。ジャックはローズの家族から食事の招待を受け、上流階級の生活を垣間見る。同時に二人は激しい恋に落ちた。4月14日、ローズは家族から逃れてジャックと二人だけで過ごし、ジャックはローズをモデルにデッサン画を描く。その後追手から逃れながら船の中で二人は結ばれた。ローズの心が自分から離れたのを知ったキャルは、ジャックに「碧洋のハート」を盗んだと濡れ衣を着せ、彼に手錠をかけて船室に閉じこめる。深夜、船は氷山に船体を傷つけられ、停止する。浸水が始まり、沈没が確実となり、救命ボートが降ろされるが、ボートは全乗客分はなかった。女と子供が優先してボートに乗せられるが、ローズは船底のジャック救出を優先し、結局ジャックや多くの乗客、乗員とともに最後まで船に取り残される。船は沈み多くの乗客が海に投げ出された。二人は船の残骸の木切れにつかまったまま冷たい海の中、救出を待つ。しばらくして救助のためボートが戻ってきたが、既にジャックは凍死していた。ローズは最後の力を振絞り救助を求めた。ルース、モリー、キャル、タイタニック号を建造したホワイト・スター・ライン社の社長J・ブルース・イスメイ(ジョナサン・ハイド)は助かったが、船長のE・J・スミス(バーナード・ヒル)、設計者トーマス・アンドリュース(ヴィクター・ガーバー)らは海に消えた。現代。老いたローズはラベットには言わずに隠し持っていた「碧洋のハート」を海に沈める。彼女の心はあの絢爛なタイタニックの船内に戻り、再会した二人を船員と乗客たちが祝福するのだった…。(映画.com

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